看板の塗り方について

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看板を塗る前に、汚れているようであれば、ぬれたタオルなどで拭いてきれいにしておきます。
色を落としてしまう必要はありません。

ペンキの部分がはげるときはパリパリになって触るとぽろぽろと落ちるようになります。
落とせる所はできるだけ落としますが、あまり強くこすったりすると木の部分が割れたり傷がついたりするので、
できるだけで結構です。

キシラデコールの色の落ち方は、次第にいつのまにか色が薄くなっていく感じでポロポロパリパリにはなりません。

看板を塗る準備ができたら、キシラデコールから先に塗ります。
古い塗膜のついた上から、平べったい刷毛を使って、木目に沿って塗ります。

木目と直角方向に塗ると刷毛で塗った跡が残ってしまいます。
できれば2回塗っていただければより長持ちすると思います。

1回目を塗って、乾燥させてから2回目を塗ります。
さらに乾燥させて触っても手につかないようになってから、文字や絵の部分をペンキで塗ります。

広い面積を塗る場合は、平べったい刷毛でぬった方がきれいに仕上がりますが、細い所は、筆で塗ります。
100円ショップにあるような筆で十分です。

ペンキをすこ~し薄めると塗りやすくなり看板に筆の跡が残りにくくなります。
こちらも2~3回塗ったほうが色も鮮やかになりますし長持ちすると思います。
1回塗りだけでは、下の色が透けて見える所がでてくるのでまだらな感じになります。

後は乾燥させて出来上がりになります。

ご理解いただけたでしょうか? わからないところや、こういうときはどうすればいいの?
といったご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。
私のわかる範囲であればアドバイスさせて頂きます。

木の看板の耐久性について

ご質問を頂くときに一番多いのが「木製ですが、屋外でも大丈夫でしょうか?」といった感じのものです。
木は長持ちしないという先入観のある方が多いようです。

木の種類にもよりますが、うちの工房ででよく使う「杉」の場合、処理をせずに外に置いておくと早ければ2年ほどで腐り始めてきます。 処理をせずに土の上などに置いておくと、もっと早く腐り始めます。

木は、水分を含まなければ腐ることはないと思いますのでできるだけ水分から遠ざけるようにしなければいけません。

雨にぬれてもすぐに乾くような所に設置してあるのであれば問題はありませんが、いちばんよくないのは、
ぬれたままでいつまでも乾かないような状態です。

せっかく、木の看板にこだわって作って頂いたのにすぐに腐らせてはもったいないし申し訳なく思います。

ですので、できるだけ長持ちするようにと、いい塗料を使ったり、メンテナンスをしていただくのをお勧めしたりしています。
車なども同じで、メンテナンスをすると調子がよくなって、ながく乗れるようになります。
工房で使っている道具、工具などでも同じだと思います。

皆さんお忙しいとは思いますが、少しだけ時間を作って頂いてお手入れをしてもらえれば、愛着も出てくるし、
木製看板をなが~く使っていただけるのではないかなと思っています。