スタンダードタイプの木製看板の製作工程-2

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スタンダードタイプの木製看板製作工程の続きです。
ルーターという機械を使って深さ約1㎝ほど彫り下げます。
ラインのぎりぎりを削っていくのでとても神経を使うところです。
細い文字の所は特にゆっくりと削っていきます。最低でも文字の太さが5ミリ以上ないと、スタンダードタイプでの製作は難しくなります。
少し前から、大きい文字や絵の所はスタンダードタイプで彫って細かい文字の所はナチュラルタイプで彫る「ミックスタイプ」での製作も始めました。

 

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ルーターのビット(刃)をいろいろ変えながら全体を彫り下げたところです。

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彫り下げたところをサンドペーパーを使ってきれいに整えます。
手作業になるので指にテーピングをしておかないと爪や指の皮がどんどん削れていきます。この磨く作業を何とか改善したいところです。
きれいに磨き終わったら、サンドブラストの準備です。

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文字の浮き出したところへガムテープを貼り、マスキングします。
いよいよサンドブラストに取り掛かります。

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ボックスの中で彫っています。

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ブラストしたあと、キシラデコールを塗った状態です。
3回ほど重ね塗りしますので乾燥に少し時間がかかり、夏場で4日位冬になると10日近くかかることもあります。
乾燥させてから、ペンキで文字と絵の部分を塗ります。

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3回ほど重ね塗りをして完成になります。
色の塗り方はメンテナンスのページに詳しく説明しています。
3回ほど重ね塗りをして完成になります。

 

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うれしいことに、ご注文頂いたブルーベリーファームおかざきさんが九州の方へブルーベリーの勉強にこられたついでに遊びに来ていただきました。
その後、おいしいブルーベリーも送って頂いたり、今でもいいお付き合いをさせていただいています。